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デーモンシステム

 


● デーモンシステムを採用する理由



デーモンシステムというのはDr. Dwight Damonが 開発したセルフライゲーションブラケットのシステム全般をいいます。物理的に歯牙移動の妨げとなる摩擦を生じないフリクションフリーが代表的な特徴です。 現在のデーモンクリアで第5世代になります。第1世代のデーモンSLの当時から使用してきましたが、大きさの点から唇側の症例すべてに使える状態ではあり ませんでした。しかし、3世代目のデーモン3ぐらいから大きさもかなり小粒になり、世界中で人気が出たブラケットとなりました。矯正歯科のホームページ等 で目にした方も多いと思います。
治療スピードが速いとかいうのはマーケティング戦略で出てきた特質であまり信用できません。それより、私が採用しているのは、フリクションフリーの 性能とデザインが気に入っていることもありますが、卓越した世界的な臨床家が多く使用しており、井の中の蛙にならないよう、自分の技術レベルを客観的に評 価しやすいのでは?というのが最大のインセンティブです。

● バンドを使用しないシステム



当院では昔から特別な装置でない限り、特にブラケットとワイヤだけで治療する場合は、大臼歯にバンドを使用するのを避けてきました(バンドは6番目や7番目の大臼歯に使用されることが多い)。
痛み、歯肉へのダメージ、バンドの厚み分に相当するスペースの発生、そして位置づけの不正確さ、などの欠点があるからです。他に、もう少し専門的なところでは、チューブに備わるトルクやオフセットといった歯の位置づけに関するスペックのバリエーションに劣る点です。
デーモンシステムはこのバンドを使用せず、大臼歯のチューブはすべてダイレクトにボンディングするという方針をとっており、これは当院のバンドフリーのやり方とマッチしています。


バンドは写真のとおり大きく、接着面積も広いので、装置の脱離などがおきにくいのが長所です。術者にとっては楽でいいのですが、上記のような欠点は見過ごせません。
最近は性能のいい接着剤がどんどん開発され、チューブを直接歯牙につける場合でもはずれることはほとんどありません。


2010.10.6 バンドフリーその2:治療精度の追求
2010.10.3 バンドフリーその1: 痛みの回避と来院回数を減らす
2010.9.05 デーモンクリアへのコンバート
2010.8.29 デーモンクリア 装着イメージ
2010 8.05 デーモンクリア 登場 ---デーモンブラケットの光と陰


 
 
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