FAQs

  • Q1 保定とは
  • Q2 リテーナー
  • Q3 期間
    保定とは
叢生のある下顎歯列と動的な矯正治療後のボンダブルリテーナ

動的治療を終え、ブレースをはずす日は患者さんにとって最高の日のひとつでしょう。大きな仕事をやりとげた感覚があるのではないでしょうか。

その後、矯正では保定(リテイン)というメンテナンスの期間に入ります。ブレースをはずした直後の歯列は、若干、後戻り(リラプス)を起こす可能性があるためです。これは歯と歯の間の歯肉の中の繊維に、元あった位置に歯を戻そうとする力が残っているからです。

よってブレースをはずした後、しばらくはリラプスを起こさないようにするためにメンテナンスを行う必要があるのです

下顎の歯列は、写真のように歯の裏側にワイヤーを固定しておきます。上顎は次のページのようなリテーナというとりはずしのできる装置を装着します。

    リテーナー
上顎のリテーナの写真

上顎のリテーナで一番使うのがこのようなタイプのものです。この写真は1年半~2年ぐらいの保定期間を終えて矯正治療を終了した患者さんのリテーナのそれです。

成人の患者さんでは強度が少し劣るので全員に使用できるわけではないのですが、次の写真のように前方部分が透明になっているのもよく使用します。

前方が透明のリテーナ
    期間

保定の期間は1年半~2年が普通ですが、そのうちわけは以下のようになります。

①最初の6ヶ月:リテーナを食事以外の時は装着、3ヶ月に一度来院してもらい調整

②次の6ヶ月~1年:在宅時のみ装着、3ヶ月に一度来院してもらい調整

③その後:就寝時に隔日装着、6ヶ月~1年に一度来院してもらいチェック

リテーナの装着をフリーにした後も、長期的に見せていただきたいので、半年~1年に一度ぐらい定期チェック

中学生ぐらいで終了した患者さんの場合は、第3大臼歯が萌出してくる18~20才ぐらいまでは半年~1年に一度ぐらいの定期チェックを行っている場合が多いです。

この第3大臼歯の萌出についてはBLOGのほうも参考にしてみてください。

http://takaortho.blogspot.com/2008/07/3.html