Takaorthology

2012年5月27日 日曜日

【矯正】歯磨きとエラスティック

矯正治療では、患者さんの協力が欠かせない大切なものが何個かあります。
まず、ひとつは歯磨きです。もうひとつは、治療方法によって異なりますが、矯正医が処方するエラスティック(顎間ゴム)をしっかりと使うことです。
この二つが確実にできると、治療は確実に進行するように思います。

本日来られた患者さんの中で、どちらも素晴らしくできていた方がおられたので、口腔内写真をお見せします(ブログにのせることを快く承諾してくださいました)。

●歯磨き


前方を拡大すると


このような感じですが、かなり複雑です。来院されてから犬歯にかけているモジュールは交換しましたが、私のほうで他に何も手を加えていません。でも、これだけキレイにされてます。
前回よりワイヤーとブラケットを縛る「結紮」が複雑になっているのですが、ものともしてません!

どれだけ複雑で磨きにくいかというと、
・歯の間に隙間ができないように、犬歯~犬歯まで6本の歯を結紮でつないだ上に、
・ワイヤーを組み込み、
・それを切歯は単純に結紮、犬歯はダブルオーバーという結紮をし、
・犬歯にはその上から、前歯後退のためのモジュールがかかる
という4重構造になっており、そこを磨いてもらっているわけです。

さらに、その犬歯にはエラスティックを患者さんにかけてもらってますので、本当に頭が下がる思いです。


●エラスティック(Elastic、顎間ゴム)
歯の移動方向をコントロールしたり、それをそれを促進させるのに、このエラスティックというゴムを患者さんには、ご自身で装着してもらうことがあります。
これはデーモンシステムでも、裏側からのインコグニートでも、どちらでも同じです。


別の患者さんです。エラスティックの装着の仕方が複雑なのですが、ちゃんとできています!

投稿者 高尾 祝文 | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

2012年5月22日 火曜日

【お知らせ】研修のため臨時休診




明日5/23(水) 〜 5/25(金)の午前中まで、研修のため臨時休診とさせていただきます。

緊急時の連絡は、患者さんにお伝えしている携帯のほうにおかけください。

投稿者 高尾 祝文 | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)

2012年5月18日 金曜日

【矯正】骨格的にオトガイ後退の大きい上顎前突ケース

『Smile Voice 患者様の声』更新しました。
骨格的にオトガイの後退感の大きい、シビアな上顎前突に分類されます。以前の矯正治療で第2大臼歯が抜歯されており、咀嚼筋にとって中立なCRという顎位にすると、中心咬合位よりさらに下顎は後退していました。
さらに下顎はスリーインサイザーでしたので、臼歯関係、犬歯関係はやや3級気味にフィニッシュさせることにしました。
矯正用のミニスクリュー(TAD)などを多用し、デーモンシステムで治療しています。
フラッシュの swf ファイルはこちらです→http://www.takaortho.jp/cat31805/#21733


●側貌の変化
オトガイ筋の緊張、口唇閉鎖不全がともに大きく改善されました。





●側方のレントゲンで変化を分析
(緑のほうが治療後です)
下顎臼歯の圧下により、下顎を反時計回りに回転させています。





●骨の中での歯の移動について

(緑のほうが治療後です)

上顎前歯の移動量はかなり大きかったですが、歯根も保全されていると思います。




●口腔正面観の変化






●口腔:前歯部オーバージェットの変化





●口腔 右側の変化





●口腔 左側の変化




ご本人さまから矯正治療についての感想コメントをいただきました。
本当にありがとうございます。



以上、ご一読たいへんありがとうございました。
タカオ矯正歯科 院長 高尾祝文 



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2012年5月14日 月曜日

【矯正】咬み合わせの位置についてのよくある誤解

ディープバイト、小さい上顎の側切歯、咬合筋障害などに対応したケースです。



●Right
青色のラインが上下でずれているのがわかると思います。
これを治療後は一致させます。






●Left
多くの患者さんが誤解しているのですが、歯牙の尖ったところ同士が対向する咬み合わせは良くありません。
この患者さんも、自分の咬み合わせはいいと思っておられました。
"山"が"山"に対向するのではなく、'山"は"谷"に、互い違いに咬みこむ咬合を矯正治療では目指します。
このケースでは左のほうがそれが顕著に表れています。
図も書き込んでみましたが、なんとなくでもわかっていただけると思います。





●舌側(左側)
外側からの咬合だけでなく、同じように舌側側でも、解剖学的に正しい位置(咬頭 vs 窩)があり、それも重要です。
(4番目の第1小臼歯の咬頭はこの段階では、完全には対向する窩に落ちついていないです...)




以上、ご一読たいへんありがとうございました。
タカオ矯正歯科 院長 高尾祝文 

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2012年5月12日 土曜日

【矯正】動処終了後6年経過した初期のSTBケース

STB というリンガル矯正用のブラケットが発売された当時、それまでのものよりだいぶ小型化されました。
当院でも非抜歯が可能な叢生ケースの多くに利用しました。
当時はミニスクリューもなく、大臼歯の遠心移動もほぼGMDという装置だけで行っていました。
大臼歯の遠心移動後に、リンガルブラケットを装着

この方でSTBは、3例目ぐらいだったと思いますが、今もちゃんとメンテナンスに通っていただいております。
昨年、動処終了後6年ぐらいの写真を撮らしていただいた際に、コメントもいただきました。

昔の顔面写真は私の技術がなっておらず、うまく撮れてないのが多いのですね^.^;
なので、患者さんに「掲載了解」を得るペーパーに印刷したものも、斜めからの写真だけにしました。

以下、初診時と昨年のものです。
当時は上顎にボンダブルリテーナを適用していませんでしたが、よく安定していると思います。

●Smile/Oblique



●Front







●Anterior









●Right









●Left







以上、ご一読たいへんありがとうございました。
タカオ矯正歯科 院長 高尾祝文 



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